月  光







夜の闇を照らす一筋の光

闇を滅する唯一の光

閉ざされた部屋を訪れる希望の光

売国者の名を持つ罪人は

美しき女神の横顔に笑みをこぼす



目を細めるほどに眩しいランプの光ではなく

暗闇をぼうっと照らす優しい光

瞳を閉じるほどの強い光で罪を暴くのでなく

その罪を知り導いてくれる淡い光



その光は この旅路の果てまでは照らしてはくれないけれど

 暗闇の中 もう道を誤ることはない

 真っ暗な道を独り進んでいても

 闇を恐れる心と共に うっすらと足元を照らしてくれる



足元が壊れそうで怖い時

信じている人に裏切られた時

罪の意識にさいなまれている時

犯した過ちを思い 涙をこぼす時

目をそらしたくなるような真実を知った時

いかなる時も 見上げればそこにある

いつ終わるとも知れぬ

この旅路のいかなる時も



恐ろしい夜の闇も、耐え難い苦しみも、築きあげた栄光も

何事も永久(とわ)に続くことはないけれど

せめてこの道が終わるまで照らし続けて欲しい

例え どこまでも続くこの旅路が

血によって紅く染まろうとも――・・・






※−−※−−※−あ と が き−※−−※−−※


月の光。いいですね。とても神秘的ですし。私は月が大好きです!!!!

この詩は夜、畑のど真ん中に立って居る時思いつきました。

月の光が燦々と降り注ぐ綺麗な夜でした。

私はそこで何をしていたかって??犬の散歩ですよ!!

けして隣の家の人が植えたサツマイモを採りにいってたわけじゃないですよ!!